高田 美乃莉 / Tatada Minori

​​ステートメント

排泄物に対する気持ち悪くても、愛おしいという全く異なる2つの感情に違和感と興味を持ち、制作を行う。

ミラーニューロンという共感をつかさどる神経細胞は、相手の行動や言葉などを自分の脳内で再現し、自分が体験したように感じ、相手に共感することができる役割を持つ。

インターネット上で排泄行為に関するコンテンツが数多く存在する。ミラーニューロンの働きが、自らの排泄行為を見せることで、他人に共感してもらえることも含まれているのではないか。

排泄物を連想させる擬似体験や動作を作り出し、排泄行為による快感と疑問について、考察している。